■2023年学習ポイントと参加者の感想
●読書会――2023年12月10日
“スピリチュアリズム大国・日本”への道筋
――「イエスの地上再臨」にともなうスピリチュアリズムの新体制
(1)イエスの地上再臨のために費やされた二千年の準備期間
(2)イエスの地上再臨の受け皿・足場としての「スピリチュアリズム普及会」
(3)イエスの地上伝道の開始と、“真のスピリチュアリズム運動”の展開
<イエスの言葉>
「各地読書会・祈りの会に私が足を運ぶことは、いろいろな意味で重要性を持っている。(中略)私が赴く地には、必ず大きな神の霊力が注がれることになる。それは、真理普及の開拓の大きな原動力となるものである。だから私は、積極的に各地へ赴く。日本を“スピリチュアリズム大国”とするために、各地へ赴いて、霊力の流れる霊的通路を築くのも、その大きな一環なのである」(イエスからの通信 2022.9.27)
(4)イエスの地上再臨にともなうスピリチュアリズムの新体制――新体制の下でのスピリチュアリズム運動と、“スピリチュアリズム大国・日本”への道筋
<イエスの言葉>
「普及会を唯一の霊的窓口として、日本並びに全世界に普及させていく。これが霊界と地上のスピリチュアリストが今、なそうとしている人類救済の大事業なのである。(中略)真のスピリチュアリズム、この主流のスピリチュアリズムを守り抜くということである。これまでになかったスピリチュアリズム、世界にはないスピリチュアリズム、最高次元のスピリチュアリズムを普及させるということである。『シルバーバーチの霊訓』というバイブルに、その正しい理解と実践を含めた最高次元のスピリチュアリズムを広めるということである」(イエスからの通信 2022.9.29)
(5)イエスに従わない“内部の敵”――自己流に固執する間違ったスピリチュアリストとスピリチュアリズム運動
<イエスの言葉>
「ここ最近、“内部の敵”に対する揺さぶりを本格化している。敵の前に踏み絵を置いている。人によっては“スピリチュアリスト”と名乗る資格を剥奪する。表だって活動することができないようにする。そうしなければ、罪の清算を霊界へ行ってから始めることになる。これは“最大の悲劇”だ。敵の方から普及会に何らかのことを言ってくるようであれば、まだ救われる可能性はあるが、そうではない場合は、自滅させて反省させるしかない」(イエスからの通信 2023.3.17)
(6)イエスの地上再臨時に再現される、二千年前のイエスに対する非難と攻撃
●読書会――2023年11月5日
スピリチュアリズム思想[Ⅲ]――“霊的人生論"
祈りの定義――「霊の親」である神の前に出て、謁見(えっけん)する、最も厳粛なひと時
①祈りの対象について――誰に向けてい祈るのか
②祈りの時間と場所について――いつ、どこで祈ればよいのか
③祈りは一人ですべきか、皆と一緒でもよいのか
④祈りは声に出してすべきか、心の中ですべきか
⑤神の呼称について――祈りでは神を何と呼んだらよいのか
⑥祈りの内容について――どのような言葉を述べたらよいのか
⑦祈りノートをつくる(自分のための祈り集)
●「祈り」は、霊界の道具として働くための重要な実践
①祈りは、神への直接的な語りかけ
②正しい祈りには、霊的真理の理解が不可欠
③口先だけの祈りはしない
「私が勧める祈りの言葉は、たった一言しかありません。「何とぞ私を人のために役立てる方法を教え給え」――これです。大霊のため、そして大霊の子供たちのために一身を捧げたいとの祈りほど、崇高なもの、偉大な愛、これに優る宗教、これより深い哲学はありません」〈シルバーバーチの教え(上)P114・11~P115・1行目〉
「勘違いなさらないでいただきたいのは、地上にあるかぎりは、思念は仕事や労力や活動の代用とはならないということです。強力な補助とはなっても、代用とはなりません。やはり地上の仕事は五感を使って成就していくべきです。労力を使わずに思念だけで片付けようとするのは、邪道です」〈地上人類への最高の福音p.160・7~10行目〉
「祈る気になれないのを無理して祈っても、それは意味のない言葉の羅列にすぎないものを機械的に反復するだけですから、むしろ祈らない方がいいのです」〈シルバーバーチの霊訓(7)p.205・2~4行目〉
●読書会――2023年10月8日
シルバーバーチが語る「真実のイエス」
――イエスは、全人類にとって生き方の手本
①イエスは神ではなく、私たちと同じ人間である
「イエスは、人類史上、最高の霊性の持ち主であり、最も高い霊性レベルに至った人間である」
「イエスは、大霊が定めた“自然法則”―ーすべての人間がこの地上界へ誕生するに際して支配を受ける法則に従って誕生しています。いかなる人間も大霊の自然法則の関与なしに地上界へ生まれ、そこで生活し、霊界へ旅立つことはできません」〈シルバーバーチの教え(上)P138・5~7行目〉
②イエスはスピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官である
「私は何度となくお会いしています。イエスは“父”の右の座に座っておられるのではありません。(中略)イエスは進化せる高級霊の一人です。地上人類の手の届かないほど誇張され神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くところで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理普及の指揮をなさっておられるのです。(中略)私たちが実際にお会いし、そして激励の言葉をいただいているのが、実在の高級霊、かつて地上で“ナザレ人イエス”と呼ばれていた方なのです」〈霊性進化の道しるべ・P65後1~P66後3行目〉
シルバーバーチは年2回開かれる大審議会において、イエスと対面する時の様子を語っています
「その大審議会でのイエスのお姿をあなた方に見せ、お言葉を聞かせてあげたいと思います。私たちを励まして下さるイエスの深い愛情を、あなた方に感じていただきたいのです。イエスは、それまでに成し遂げた仕事についての評価を披露され、新たなる力、新たなる希望、新たなるビジョンのもとで更なる目標に向かって邁進するようにと励ましてくださるのです。教会が説く神格化されたイエス・キリストではありません。多くの道具(同志)を通して人類に奉仕しようと勤しんでおられる、一人の偉大なる霊です」〈シルバーバーチの教え(下)P44・7~13行目〉
③イエスは、全人類にとって生き方の手本である
「誰も手の届かないような高いところへ祭り上げたら、イエスが喜ぶと思うのは間違いです。イエスもやはり我々と同じ人の子だったと見る方が、よほど喜ばれるはずです。自分だけが超然とした位につくようなことは、望んではおられません。人類と共にあることを願っておられるのです。イエスは人間としての生き方の手本を示しているのであり、それは誰にでも実行できることなのです。イエスをそんなに高いところへ祭り上げてしまったなら、誰も付いていくことはできません。それではイエスの地上人生は無駄になってしまいます」〈シルバーバーチの教え(下)P124・7~13行目〉
●読書会――2023年9月10日
先輩‟英国スピリチュアリスト″からの切実なメッセージ
英国の3人の先輩スピリチュアリストの証言は、私たちに多くの教訓を届けてくださいました。地上人生で『シルバーバーチの霊訓』が示す信仰実践の道を歩んでいくことが、どれほど重要な事かを教えていただきました。
※下記3人のメッセージは、公開されている内容の一部を抜粋しています。
詳しくはインフォメーションNo.48をご覧ください。
●〈思想・知識レベル〉
*ハンネン・スワッファー
・ジャーナリストで、『シルバーバーチの霊訓』の生みの親
・当時のスピリチュアリズム運動における重鎮
「ハンネン・スワッファーです。こうして恥を忍んで出てきました。シルバーバーチの交霊会の構成メンバーとしては、初となります。ここに出させていただけることを、栄誉なことだと思っています。(中略)以上、ハンネン・スワッファーが、かつての交霊会メンバーを代表し、お伝えしました。ハンネン・スワッファーです。神に誓って」
*A.W.オースティン
・「シルバーバーチの教え」の生みの親
・膨大なシルバーバーチの通信を的確なテーマ建ての下で整理し、スピリチュアリズム運動の全体を正しく理解できるように編集
「スピリチュアリストと呼べる者は、真理の重要性を深く理解し、霊的に救われるには何をすればよいのかを知り、それを実践する人のことです。『シルバーバーチの霊訓』をバイブルにして、生きる人のことなのです。(中略)A.W.オースティンでした。神に誓って」
●〈信仰・宗教レベル〉
*バーノン・ムーア
(参照)『シルバーバーチの教え』(新版・下)21章.青年牧師との論争➡
・元キリストメソジスト派の牧師
・シルバーバーチ交霊会のレギュラーメンバー
「そして今、スピリチュアリストと自覚している人たちには、『シルバーバーチの霊訓』にそって信仰生活を歩んでいただきたい。まかり間違っても、この“真のバイブル”となる書を汚すようなことをしてはならない、ということです。これを悪用した者の罪は大変重いということを、よくよく心に刻んで、真理に基づく信仰生活を送っていただきたい。この場をお借りし、忠告しておきたいと思います。バーノン・ムーアでした。神に誓って」
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
●読書会――2023年7月9日
“古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”へ、そして「真のスピリチュアリズム」へ(スピリチュアリズムの進化の3段階)――イエスの地上再臨にともなう、「真のスピリチュアリズム」の確立
(1)これまで知られてこなかった“スピリチュアリズム”に関する重要な事実
スピリチュアリズム運動の主役と目的
・霊界からの働きかけによって始まった‟スピリチュアリズム運動‟
・スピリチュアリズム運動の目的とは
地上に「霊的真理」をもたらして、一人一人の“魂”を救うこと
(2)“古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”への進化
・古いスピリチュアリズムにしがみつき、時代遅れになった‟英国スピリチュアリズム‟
(3)スピリチュアリズムの本質とは
スピリチュアリズムは、イエスによって始められた「地球人類救済計画」
(4)イエスの地上再臨によって始まった「真のスピリチュアリズム」
・新しいスピリチュアリズムから、「真のスピリチュアリズム」への移行
・「真のスピリチュアリズム」に至るための条件
①「イエスの地上再臨を受け入れる」
②「イエスが地上再臨のために準備した『シルバーバーチの霊訓』と‟思想体系″を正しく理解し、実践する」
③「イエスの人類救済計画の道具・兵士として、地上に再臨したイエスに自分の人生を捧げる」
・『シルバーバーチの霊訓』を中心とするだけでは、「真のスピリチュアリズム」には至れない
・自分流に「シルバーバーチ読書会」を開いても、イエスや高級霊との繋がりは持てない
〈イエスの言葉〉
「これから内部の敵の一掃にかかる。“内部の敵”とは、スピリチュアリズムの真理を自らに都合よく利用する者、自分の利益・実績のために、真理を悪用する者のことである。自らスピリチュアリストと名乗り、およそスピリチュアリストとは言えない行為をする者のことである。私の通路・窓口となっている普及会に繋がらず、普及会の読書会に参加せず、勝手に読書会を開いている者のことである。さらには、真理を利用するヒーラー・霊能者・カウンセラー・霊媒のことである。(中略)
スピリチュアリズムによる人類救済は、霊界の大霊団と地上のスピリチュアリストが手を組み進めていく、唯一の霊界と地上のタイアップ作戦を主体とする事業である。だから我々の認めないスピリチュアリスト・読書会・グループ・団体・組織は、やる意味がないのだ。我々が主流を強調するには訳がある。霊界の意向にそわない流れをつくる者は、死後、大変な後悔と苦しみが待っている。そういうことが、あってはならない」(イエスからの通信・2022.09.29)
(5)「真のスピリチュアリズム」が拡大し、日本は“スピリチュアリズム大国”になっていく
(6)スピリチュアリズムの3段階の進化(まとめの図)
古いスピリチュアリズム→新しいスピリチュアリズム→真のスピリチュアリズム
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
●読書会――2023年6月11日
地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス
――地上再臨を実現するために、イエスが立てた綿密な計画とは
(1)霊界における大霊団の形成—―1800年をかけて霊界に大霊団を形成
・十字架での他界後、イエスは超高級霊界に上る
・神に「地上再臨」を願い出る
・霊界で大霊団を形成する
<イエスの言葉>
「私(イエス)が直接、神にそれ(*地上再臨)を願い出たのだ。“私にもう一度、地上へ赴く機会をお与えください”と、神に願い出たということだ。それが認められたのは、まさに二千年経った後のことだった。(中略)この度の地上再臨は、ようやく神のお許しが出たために実現したことであり、私の意志一つで決定したことでは決してない。緻密な準備と手順を踏んだのである。二度とあのような、私の意志とは外れた結果(*十字架による死)を迎えることがないようにするために、用意周到に計画を進め、ようやくここまで漕ぎつけて神のお許しが出たということなのである」(イエスからの通信・2022.04.14)
(2)スピリチュアリズム運動の展開
<イエスの言葉>
「二千年の歴史の中で、スピリチュアリズムを地上に届けられるような時代は全くなかったと言っていい。今から200年ほど前に、ようやくスピリチュアリズムの計画を地上で実行する時を迎えたのだ。(中略)地球人類の霊性進化における計画は、それこそ千年、二千年という期間がかかるということである。私の計画は、私が他界して1800年の間の地上人には、受け入れられないものだったということである。(中略)私の計画を実行に移すためには、人類の霊的な機が熟す時というものがある。それが、今から180年ほど前のハイズビルでの出来事を皮切りにした時期だったのである。それまでは全く手をつけられない状況だったのである」(イエスからの通信・2021.07.29)
(3)『シルバーバーチの霊訓』の登場
<イエスの言葉>
「『シルバーバーチの霊訓』を降ろすのに、その高級霊の一大霊団の力を結集した。それは私にとって、本当に感無量の出来事だった。今、さらにそれをバイブルとして世界に広めようとしている」(イエスからの通信・2021.07.29)
「霊界通信を通しても、真理が正しく届けられるとは限らない。『シルバーバーチの霊訓』は、高級霊団の力を結集して臨み、シルバーバーチはバーバネルを介して100%、私の思う神の真理を地上に伝達してくれた。ただ、当時の地上人の質問の仕方も真理を分かったうえでのことではないから、シルバーバーチも答えにかなり苦戦していたところもある。(中略)地上にこれほどの神の真理が降ろされたのは、初めてなのである。私は今、本物の聖書(『シルバーバーチの霊訓』)を携えて、再臨している」(イエスからの通信・2022.06.13)
(4)地上再臨の受け皿・足場となる、スピリチュアリスト・サークルづくり
「イエス地上再臨」のための最後の準備
・イエス再臨時の、地上での受け皿・足場――二千年前の“12弟子の再現”
<イエスの言葉>
「私は100年前より60年間、シルバーバーチをマウスピースとして霊訓を降ろしたわけだが、真理普及のためには、どうしてもその真理に対する正しい理解と正しい実践が必要である。(中略)そこでモーリス・バーバネルが他界した1981年に、スピリチュアリズム普及会の前身である心の道場を発足させた。そして40年かけて真理の正しい理解と正しい実践という両面を確立するための計画を、実行に移してきたのである」(イエスからの通信・2021.09.16)
(5)イエスの導きの中で完成した「スピリチュアリズムの思想体系」
イエスの地上再臨のために不可欠な『シルバーバーチの霊訓』の思想体系化
・40年間に及ぶ思想体系化プロジェクト
<イエスの言葉>
「(私の地上再臨は)私がつくったこの地上のサークルが、どこまで地上再臨のための強固な足場となれるかが、重要なカギだった。何よりもメンバーが、『シルバーバーチの霊訓』をどこまで深く理解し、忠実に実践に移せているか、それに向けて真理を体系化させるよう働きかけたのである」(イエスからの通信・2021.09.24)
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
●読書会――2023年5月14日
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]霊的世界観 その4――地上人と霊界との関係
……地上人と霊界は、どのような関係・交わりをもっているのか?
……地上人と霊界の存在者は、どのような関係にあるのか?
……霊界サイドから地上世界への働きかけとは?
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]霊的世界観6.霊的世界の存在者たち➡
①霊界から地上へ向けての大々的な働きかけ……スピリチュアリズム運動の展開
「見た目には混乱が生じているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、地上に真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻って来たのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです」〈教え・上P47・後2~P48・4行目〉
②霊界から地上に向けての良い働きかけ……守護霊
「いついかなる時も、あなたの身のまわりには見えざる存在がいてあなたを導き、守護し、あなたの存在価値を最大限に発揮させるべく働きかけているということです。一人ぽっちでいることは決してありません。見捨てられることは絶対にありません。いついかなる時も愛のマントに包まれております。」〈最高の福音P40・5~8行目〉
「私はいつも思うのですが、地上の人々、中でもとくに霊的知識を手にされた方が背後霊の存在を実感をもって認識してくだされば、どんなに有り難いことでしょう。地上の愛する者へ無益な害が及ばないようにかばい、守り、導いている霊の姿を一目ご覧になることができれば、と思うのです。その影響力の大きさを知ることができたら、明日のことを思い煩うようなことは絶対にしなくなることでしょう。それで私はここに集まる同志の方にいつも申し上げているのですが、新しい一日の訪れを素晴らしい霊的冒険の到来として喜んで迎えることです」〈シルバーバーチの霊訓(10)P65〉
③霊界から地上に向けての良い働きかけ……背後霊
「今この時も、物質界の至るところで、こちらからの反応に応えてくれる人間を見いだし、霊界からの影響力を及ぼそうとして働きかけている霊が大勢いるのです」
質問――指導霊たちは、人類の進歩に関わる運動(スピリチュアリズム)に働きかけているのでしょうか?
「物質界の進歩のために役だつ仕事をしている人々には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団が援助します。善を志向する努力が、無駄になることは決してありません。人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子供たちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです」〈教え・下P190・1~9行目〉
④霊界から地上に向けての悪い働きかけ
「人間的な感情をそなえた神は、人間がこしらえた神以外には存在しません。悪魔も、人間がこしらえたもの以外には存在しません。黄金色に輝く天国も、火焔もうもうたる地獄も存在しません」〈霊的新時代の到来P77・5~7行目〉
⑤地上人は常に、霊界から、善悪両面の働きかけを受けている……どちらの働きかけを受けるかを決めるのは、地上人自身
質問――そうした霊が地上の人間に取り憑くということがありますか?
「もし、両者の間に親和性(因縁)があれば、それは起こります。憑依現象というと一方的に霊の側に責任があると考えられがちですが、実際は地上の人間の方に原因があることを知らないといけません。憑依されるような条件を用意しているのは人間の方なのです。調和の取れた生活、正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活、我を張らず、欲張らず、独りよがりにならない生活を心がけていれば、憑依現象は絶対に起きません」〈教え・下P212・2~7行目〉
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
●読書会――2023年4月9日
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]霊的世界観 その3――霊界の実態
……霊界はどのような世界なのか?
……霊界と地上界はどのように違うのか
3月の学習内容――①霊界は、明るい世界(光り輝く素晴らしい世界)・②界層世界と霊的グループ
③大霊(神)の摂理(利他愛)が、霊界全体の支配者・④霊界での生活(地上世界との根本的な違い)
⑤霊界の宗教(唯一共通の宗教と真実の神観)・⑥霊的成長至上主義(霊的成長が一番大切なこと)
4月学習内容――⑦人間以外の霊的存在者(天使と妖精)
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]6.霊的世界の存在者たち
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
〈天使〉
◎天使は霊界で誕生し、霊界で永遠の生活を送る。地上生活とは無縁
◎天使は生まれながらにして高級霊(光り輝く存在)
質問―——私たちのように地球という物質界に誕生してくる霊とは別に、まったく物的体験をもたない霊がいるのはなぜでしょうか。
「この宇宙には、物的身体による体験をもたない高級霊の界層が存在します。そういう種類の霊にしかできない宇宙経綸の仕事があるのです。一度も地上の人間のような形態をもったことのない高級霊です。その界層での成長にとって地上的顕現は不必要なのです。居ながらにして高級霊で、宇宙の上層部に所属しています。“光り輝く存在”というのがそれです。現実にそういう存在がいます」〈新たなる啓示P124・4~8行目〉
◎天使の役目
◎天使と人間の共通点
◎天使と人間の相違点
◎地上の宗教(キリスト教)で言われてきたような堕天使がサタン(魔王)になったという話(堕天使悪魔説)は、すべて作り話。霊界にサタンは存在しない
「人間的な感情をそなえた神は、人間がこしらえた神以外には存在しません。悪魔も、人間がこしらえたもの以外には存在しません。黄金色に輝く天国も、火焔もうもうたる地獄も存在しません。それもこれも、視野の狭い人間による想像の産物です」〈霊的新時代の到来P77・5~6行目〉
◎天使が人類救済の使命を担って地上人として受肉・誕生することが稀にある
・イエスはそうした特殊なケース
・今イエスはスピリチュアリズム運動を主導している
「ナザレのイエスは、そんな目的のために降誕したのではありません。人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りてきたのです」〈シルバーバーチの教え・上P152・3~5行目〉
「地上人類の手の届かないほど誇張され神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くところで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理――わたしたちにとってはただの自然法則の働きにすぎませんが――その普及の指揮をなさっておられるのです。交霊会をはじめとするさまざまな仕事を指示しておられるのが、ほかならぬイエスその人なのです」〈霊性進化の道しるべP66・3~7行目〉
(参照)スピリチュアリズム普及会インフォメーションNo.41➡
2021年4月、「イエスの地上再臨」実現!
――二千年来のイエスの悲願成就と、地球の霊的新時代の始まり
〈妖精〉
「生命というものは無限ですから、無限の形体で顕現しております。人間的存在だけではありません。物質に宿ったことのない高等な存在もいます。さらに原始霊といって、人間よりは進化の程度は低いのですが、やはり生命力を持った存在がいます。これも無数の分野——植物・動物・鉱物・花、その他——の自然法則の運用に貢献しております。物的現象の背後をご覧になれば、大自然の摂理が見事に重なり合いながら、完ぺきな調和と協調関係が保たれていることがお分かりになります」〈最後の啓示P179~180〉
●読書会――2023年3月12日
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]霊的世界観 その2――霊界の実態
……霊界はどのような世界なのか?
……霊界と地上界はどのように違うのか
①霊界は、明るい世界(光り輝く素晴らしい世界)
「あなた方はまだ、霊の世界の本当の素晴らしさを知りません。肉体の牢獄から解放され、望む所へは自由に行け、心で考えたことが形を取って眼前に現れ、好きなことにいくらでも専念でき、お金の心配がない……こうした霊界の生活と比べることができるものは、地上には、存在しません。あなた方はまだ霊的世界の喜びを味わったことがないのです。地上の人間は、美しさの本当の姿を理解することはできません。霊の世界の光、色彩、景色、樹木、小鳥、川、渓流、山、花、こうしたものがどれほど美しいか、あなた方はご存じありません」〈教え・上P184・7~後2行目〉
②界層世界と霊的グループ
「また霊の世界は、境界線によってどこかで区切られているわけではありません。進化のレベルの低い界層から高いレベルの界層へとつながっていて、その間に境界はなく、すべての界層が一つに融合しています。霊格が向上するにつれて、高い界層へと上昇していきます」〈教え・上P192・6~9行目〉
③大霊(神)の摂理(利他愛)が、霊界全体の支配者
「霊界での強者とは、弱者に手を差し伸べる力があるという意味だからです。失業などというものもありません。スラム街もありません。利己主義もありません。宗教もありません。教典もありません。あるのは大霊の摂理だけです」〈教え・上P186・1~3行目〉
④霊界での生活(地上世界との根本的な違い
「そこでは地上で通用した仮面や偽装のすべてが剥ぎ取られ、魂の正体が素っ裸にされ、長所と短所とが全ての人に知れてしまうのです。真価が知れてしまい、虚偽が存在せず、不公平が見当たらない世界、そういう世界からわたしは来ているのです」〈霊性進化の道しるべP117・後3~後1行目〉
⑤霊界の宗教
⑥霊的成長至上主義(霊的成長が一番大切なこと)
「人間は霊的に成長することを目的として地上に生まれてくるのです。成長また成長と、どこまでも成長の連続です。それは地上だけでなく、こちらへ来てからも同じです」〈教え・下P121・7~9行目〉
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』➡
(参照)スピリチュアリズム思想体系[Ⅰ]6.霊界の様子・霊界での歩み➡
●読書会――2023年2月12日
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]霊的世界観
・霊的真理の正しい理解のために
(1)スピリチュアリズム普及会公式チャンネル
(2)スピリチュアリズム思想体系[Ⅱ]霊的世界観とは
(3)霊的世界観(霊界)を正しく理解するための3つの観点
霊界の本質……人間にとって霊界が存在することの意味
霊界の実態……霊界とはどのような世界なのか・霊界は地上世界とどう違うのか
地上人と霊界の関係……今、地上生活を送っている人間と霊界はどのような関係にあるのか
……………………………………………………
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ](5)光り輝く霊的世界の様子➡
(1)霊界の本質……人間にとって霊界が存在することの意味
(参照)東京スピリチュアリズム・サークル「シルバーバーチ読書会」➡
①霊界は人間にとって、本来(メイン)の生活場所……人間にとって永遠の住処
「地上界は霊界の影にすぎません。霊界こそが実在の世界であり、こちらへ来るまでは本当の実在感を理解することはできないのです」〈シルバーバーチの教え(上)P193・後2~後1行目〉
「地上よりもはるかに実感があります。」〈シルバーバーチの教え(上)P194・3行目〉
「あなた方は今この時も霊的世界に生きているのです。物質界での生活は永遠の人生におけるほんの束の間の時にすぎません。これが私たちからのメッセージの根幹をなすものです」〈シルバーバーチの教え(上)P37・7~9行目〉
②人間は霊界と地上世界の両方の世界に渡って存在している
「あなた自身は気がつかなくても、あなたは今わたしの世界である霊界にいるのと同じことです」〈地上人類への最高の福音P33・後3~後2行目〉
「ポール君はいま物質世界にいますが、同時に幽界にもつながっているのです。」〈地上人類への最高の福音P83・6~7行目〉
③地上人は死後、全員、霊界に入って新しい生活を始めるようになる
「死ぬことは悲劇ではないからです。あとに残された家族にとっては悲劇となることはあっても、死んだ本人にとっては、少しも悲しいことではありません。新しい世界への誕生なのです。まったく新しい生活の場へ向上していくことなのですから……。」〈霊的新時代の到来P279後1~P280・3行目〉